地域鉄道フォーラム2017
10日土曜日は中抜けで東武博物館で開催された地域鉄道フォーラム2017に行ってきました。
今年のテーマは「写真と詩で伝える鉄道の魅力」基調講演では米屋こうじさんが写真と鉄道のほぼ同時に始まった歴史を解説、近年の写真が鉄道に与える力、第3セクターなどの応援団の活動などを紹介されました。
この夏蒸機列車の運行を始める東武鉄道守都さんのプロジェクト紹介の後、「写真と詩による表現の可能性」というテーマでのトークセッションとなりました。
鉄道と文学、というテーマでは小池滋先生の著作などがありますが、詩という題材題材だけで語たられるのはなかなかないのではないでしょうか。
詩に映像を付けると味わいも変わってくるという詩人・社会学者の水無田気流さんのお話、その実例を示して解説されましたが写真のキャプションを変えると写真の意味も変わるというのは分かっていましたが、逆もまたありというのは自分にとっては面白い発見でした。
こんなこともやっているのですね「鉄道川柳」すでに8回の公募コンテストが行われたそうで、画像は前回の優秀作とか。
こういう作品、選考は文学的要素だけで判断されるのでしょうかね。
あきらかにディーデルカーなのに電車と表現している作品はボツなのか、気になるところです。
詩人小野十三郎の「蒸気機関車」という詩集に冬の米原駅の情景を描写した作品がありますが、凍てついた夜、軌条が動いて北陸へ、という硬質な表現がすばらしいのですが、2台のD52が、という表現もあります。
小野センセイ、そこはD52ではなくてD50でしょ、という鉄ヲタ的突っ込みはヤボというものでしょうかね。
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