ちょっと興味はあるものの、行った人の話を聞くとなんかとんでもないところのようで、自分には縁がないだろうな~と思っていたコミケットに初めて行ってきました。
5月に行われたのりもの学会にも出展された「銀路画報」の那辺さんの新刊と、廃墟本など書かれているかもすさんが出された釜石鉱山本が目的です。
一人で行くのもなんだなぁと思っていたら幸いTさんがご一緒していただくことになり、当日になってコミケに何回も行かれているSさんも合流していただいて、コミケ初心者としては心強い気持ちで有明行きの水上バスに乗り込みました。
会場に着いたところでSさんが「痛車(イタシャ)がいますよ」と裏手の駐車場へ。アニメキャラをでかでかと車体にペイントした車が集結しています。
思わず「これ版権大丈夫なの??」さすがに某米国企業ものは見当たりませんでした。
何気なく車内を見たら助手席にはキャラのぬいぐるみが座っていたり、細かいところまでコーディネイトされているのには妙に感心してしまいました。
それにしてもあちこちに何人かでかたまって座っている若者の多いこと、何やっているんだろうと思ったのですがSさんによると買った本の中身の確認とのこと。いくら日陰とはいえ屋外で暑くないのか君たちは、と思いましたよオジサンは。
デジカメも持ったいたので、本来ならばこのあたりのこと画像付でレポすればいいのでしょうが毒気にあてられたというか、とにかくカメラ出す気力もありませんでした。
国際展示場は何度も来ていますが、それにしてもすごい人です。3日目は男性中心だよ、とTさんが教えてくれましたがぱっとみたところ男女比は50:1以下、見渡すかぎりヤローばかりです。これが逆転する日もあるというのですからその日にはご遠慮したいもんです。
人の波につらつらと流されながら目的の西館にやってきましたが一歩入ってここでも驚き、コンベンションホールの中にはなんのパーテーションもなくだっだ広い会場に机が並んで人がいっぱい・・・
目的のブースに向かって行くと、途中から旅行関係のコーナーになったようでなかなか面白そうな本を並べているブースもあります。後で見に来よう、と思いつつまずはかもすさんの廃墟本ブースへ。幸いかもすさんはいらっしゃいましたが目的の釜石鉱山本は売り切れてしまったとのこと。
同人ではなく商業出版された本も並べられていたのですが、今日のところは軍資金の関係で本屋で買えるものは後ほど、ということにさせていただきました。
かもすさんとちょっとお話した後、すぐとなりの那辺さんのブースへ。
那辺さん描く「鉄道探検部」3人のフギュアが小粋にディスプレイされお出迎え。シーズンにあわせて夏服になっています。
下に見える銚電デキ3のハンドタオルのイラストも那辺さんデザインのもの。
このタオルは先日販売開始され、犬吠駅などで売られているそうです。買いに行かねば(笑
新刊の「十月夏」はブラッドベリ、萩尾望都を思わせるような少年たちの夏の終わりを描いた作品。
ここではない別の東京を舞台にした、少し、不思議な世界です。
作品世界で走り回る別の世界の都電車両たちも魅力的です。
鉄道、旅関係が集まっている一角をぐるっと回って、保存車本と遊覧鉄道本を購入。
売り子さんにはどう見ても女装の方とか、警備の方は鉄道会社のコスプレさんがいたり、なるほどなぁと。(笑
出展されている本の内容、レベルも様々で、商業出版に劣らない(むしろ専門性では優れている)ものから、こんなんまで・・・と思うものまで、ともかく何でもありの雰囲気でこれはWebの世界と同じだな、と思いました。
で、次は年末でしょ、さすがに行けないなぁ・・
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