2009年8月31日 (月)

最近読んだ本の中の鉄ネタ

谷甲州 覇者の戦塵1944 マリアナ機動戦1
土木戦記シリーズの久しぶりの新刊に新兵器の移動手段として軽便鉄道が登場します。
「登り勾配が連続する上に、機関車の出力が小さいもので」
「機関車は重連にしろ。」
なんて会話がされています。

久米田康治 さよなら絶望先生第18集 第百七十五話 終われない事実
3月のさよなら富士・はやぶさネタです。
著者の前の作品には鉄ヲタのキャラも出てきましたが、本人がその気があるのかアシさんにそういう方がいるのか・・・
「最終列車の切符が手に入らなかった、なくなるなんて悲しすぎる。」
「だったら、何故もっと前に、乗ってあげなかったんですか?」
「ここにいる人たちが普段から乗車してあげていれば、なくならずに済んだんじゃありませんか。」
「言っておきますが、私は結構乗っていますからね!」
なんて会話がされています。

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2009年8月24日 (月)

最近読んだ本

本のなかの鉄道ネタを少々。

平岩弓枝 旅路 上中下 角川文庫
先日映画を見たので小説も読んでみました。
脚本を小説化したものだそうだが、当時のドラマは見ていないのでどれだけ差異があるかは不明。
鉄道員の半生を描いた作品、と言われますが正確には鉄道員の妻の半生の物語ですね。
鉄道そのものの話は期待したほど出てきませんが、超特急「燕」運転にあたって結城氏の名前が出てくるあたりはニヤリとします。
鉄道で働く者の心得を懇々と説く元駅長やベテラン保線係の台詞には、きっとこういう人たちが日本の鉄道を支えてきたんだな、と胸が熱くなりました。
ストーリーは一昔前のメロドラマの王道、すれ違いと偶然の再会で進んで行きます。
北海道が主な舞台なのですが、ラストがあれとはうかつにも気が付きませんでした。

R・P・ファインマン 「困ります、ファインマンさん」 岩波書店
物理学者ファインマン氏の軽妙なるエッセイの第2弾。
1986年東大の招待で物理学学会の議長としてご夫婦来日した折、奥様が旅行予定を組む係の持っている鉄道地図を見て突然「いせおきつに行きたい」と言い出す。
名所旧跡よりもなにもない辺鄙なところをぶらつくのが好きなご夫妻なのだそうだが・・・
まさかファインマンさんが名松線に乗ってたなんて思わなかったよ。

広瀬正 エロス 集英社文庫
戦前の東京を舞台にした物語を得意とした著者の作品群は、決して忘れられることなく読み次がれているようです。
元の全集版は没後の1977年刊、1982年に文庫化され昨年改定新版が出ました。
この作品、タイトルで損しているように思えます、ちょっと手に取りにくいんじゃないかなこれは。
鉄ネタ的にはヒロインの父親代わりの叔父が市電の運転士で、昭和9年の市電争議が作品上のひとつのポイントになっています。
ヒロインが帝大の学生とつかの間の逢瀬を楽しむのが曙橋から初音町までの市電の中、ヒロインは市電で日比谷や浅草にも出かけています。
また作者の分身の少年は1/45のC57の模型を制作中で「しんちゅうは、もう売っていませんから、ブリキで作っています。」なんてこと言っています。

久世番子 私の血はインクでできているのよ 講談社ワイドKC
エッセイコミックです、おえかき少女が漫画家になるまでのお話ですが、名古屋在住の著者はかつて名鉄駅員さんの同人誌を出したのだそうな。
即売会の様子がヒトコマ描かれているのですが、そこでは鉄道ファンに「6000系のパンタグラフの位置が違うよ」と指摘されています。
たしかに鉄道をテーマにした本(それが駅員さんの制服目当てであっても)で電車がきちんと描かれてないと気になりますが、著者もよくこんな台詞覚えていたなぁ。
あるていど分かっていないと指摘されたことの意味も理解できないですから・・・
それとはっきり6000系と分かる絵を描いていたというのも凄いのかも。

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2009年6月23日 (火)

映画「旅路」

梅小路蒸気機関車館に保存されている機関車は1号機が多いのですが、C56、D52のラストナンバー、保存が決まった段階で数両しか残っていなかった現存機から選ばれたD50、C59、最若ナンバーの8620、C62、C61など由来がはっきりしています。
その中でC1164と9633は当時現役機でそれよりも若いナンバーがいたにもかかわらず選ばれています。
9633はNHKの連続TV小説「旅路」で登場した機関車、というのがその理由とされています。
ドラマの主な舞台となった北海道での最若ナンバー機でした。
9633梅小路入りのきっかけとなった「旅路」ですが、オリジナルは28話しか残っていないそうで、横浜の放送ライブラリーで見られますが機関車は登場しない回です。
09066005 連続TV小説のなかでも歴代2位の視聴率をあげた「旅路」は1967年ドラマ放映中に別キャストで映画化されました。
この作品はいまだにビデオ、DVD化されず今まで全く見る機会がなかったのですが、神保町シアターの企画上映会「観光バスの行かない町」で取り上げられました。
開映日時:6/21(日)11:00、6/23(火)14:00、6/24(水)18:45、6/26(金)16:30
ということで本日14時の回で見てきました。
ドラマのダイジェスト的なつくりで、映画公開当時まだドラマは完結していなかったためか、映画の方も戦争前夜で終わります。
期待の鉄道シーンは9600、C11からオハ31、スハ32、4本煙突の青函連絡船日高丸などが登場、たっぷり堪能できます。
上映はあと2回ですが、お時間のある方、ぜひお勧めいたします。

09066004 神保町といったら帰りはちょこっと本屋へ。
こんなの見たらどうしても買っちゃいます。

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2009年5月29日 (金)

何匹目のドジョウ?

09055975こういう企画は何本目でしょうか、本日発売の集英社「週刊 鉄道 絶景の旅」全40巻だそうです。
例によって1号は特別価格で半額の290円、オマケもついています。

前もこういう企画でおまけの鉄道地図やDVD目当てに1号だけ買ったなぁ・・・
今回は地元の中央線だし、と思ったのですが、執筆陣を見ると代わり映えしませんねぇ。
全体に目新しさは無し、売り物のひとつの俯瞰パノラマ図はカシミールで作成したものっぽい。
売れるのかなあこの企画。




09055977
こちらがオマケの昭和35年3月10日現在の鉄道線路図、国鉄営業局作成の現場用の復刻版です。
この表紙デザインはその後も受け継がれて一般販売もされていました。
こういう地図は見ていて飽きないですね、部内用だけあって貨物線も記載されていますし、裏面には輸送規則抜粋、車両定員表なんてのも載っています。ここでは「こだま用」「日光用」「東海形」という区分がされています。「東海形」は国鉄の正式用語ということでしょうか。また旧形国電のクロス・セミクロス車とロング車が区分されていますが、クロス・セミクロス車を「横須賀形」ロングを一般形と区分しているのは大雑把というか、大鉄から見れば面白くないんじゃないかな。
ともかくこの地図だけでも290円は買いです。

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2009年5月21日 (木)

阿房列車

09055944鉄道紀行文学の嚆矢、内田百閒の「阿房列車」が雑誌IKKIで一條裕子により漫画化されていました。
雑誌掲載時にも読んでいましたが、単行本が出たので改めてまとめて読みました。
表紙はコミックらしからぬ地味な装丁、これは初版単行本をイメージしているかもしれません。
父親の蔵書はたしかこんな色でした。

雑誌で最初に読む前は果たしてどうなることやらと心配だったのですが、うまく百閒文学の世界を描き出しています。
鉄道関係の描写も考証がきちんとされており、見開きで描かれる東京駅などの様子は作者の画力が存分に発揮されています。
この漫画によって阿房列車、内田百閒を知った方はぜひ原典も読んでいただきたいと思います。それもできれば原文の旧かな、旧漢字版で。
現在読める新潮文庫、ちくま文庫はいずれも新字、新かなで、読みやすいことは確かで、百閒文学のとっかかりには良いとは思いますが、やはり百閒先生がお召し上がりになるのはウィスキーではなくヰスキイでないと、と思います。
今はもう絶版の旺文社文庫版か全集を図書館で探してみることをお勧めします。

さて漫画版ですが、補足として百閒先生が乗られた列車の編成表も掲載されておりますが、これがどうも?な箇所がありまして。
第一阿房列車で東京駅に向かう中央線の編成は
モハ63+サハ78+モハ63+サハ78 以下繰り返しで7両編成
と表記されていますが、これ違うんじゃないかな。
7連の場合、4+3 MTTM+MTMではないのかな?

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2009年5月 5日 (火)

鉄博本2点

09045939連休も明日で終わり(日曜日までの大型連休の方もいらっしゃるようですが)その前にご紹介しておけばよかったのですが、鉄道博物館の子供向けの格好のガイドブックが出ました。
小学館刊「てっぱくにいこう!」A4変形の大型本です、著者は鉄道擬人化も手がける恵智仁さん。
これまで鉄博本というと5000円の公式ガイドブックと準公式ガイドブックとも言えるJTBCanBooks白川淳さんの「全国鉄道博物館」がありましたが、子供さん向けの適当な書籍はありませんでした。
本書はオールカラーで保存車両総てを詳細に紹介、館内ガイドや鉄道車両のしくみまで、鉄道少年たちにとって擦り切れるまで読まれるような本になるかと思います。
もちろん大人が読んでも充分楽しめる内容です。

09045940 展示車両の主なものは見開きで紹介、蒸気機関車やお召し車両の扱いが小さめなのは子供さんの関心に合わせてでしょう。
他にもシミュレーター、ミニ列車の操作方法や食事事情、見た、撮ったのチェックシートなどかゆいところに手が届く内容です。
ちなみに私も写真提供で協力させていただきました。



09045941 もう1点、お笑い芸人のダーリンハニー吉川さんの全国鉄博巡り、メタモル出版刊。
失礼ながら私はお笑いなどうといため著者の方は存じておりませんでした。
内容は天北線資料館からゆいレール展示館まで全国80箇所以上の鉄道博物館、資料館を紹介しています。
まだ全部読んでおりませんが帯の「それぞれの博物館に特徴を見出して、それぞれの「言いたいこと」を受け取ろうと思った。」とあるように、全部ご本人が取材されたようでこれは大変なものです。
「全国鉄道博物館」を底本にしているようですが、同書で触れられていない館も多数取り上げられており、最新データという意味からも保存車に興味のある方には手に取られることをお勧めします。

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2008年11月10日 (月)

久しぶりの神保町

本編保存車ページに画像のご提供をいただいている、岡崎のFさんが東京に来られたので神保町某書店6階で待ち合わせしました。その後何件か古本屋をご一緒しました。
08115510 ピクのちょっと汚れなどある1960年代のものがお手ごろ価格だったので5冊購入。
実は神保町に行く前に用を足して、懐具合は芳しくなかったのですが、いまはコンビニでいつでもお金が下ろせるもので・・・






08115512 こちらはオミヤゲにいただいた岡崎市内線をあしらったお菓子「ああ!想ひ出の電車通り」市内線電車の写真に路線図が描かれています。
岡崎の旭軒元直というお菓子屋さんのものです。
中身は白餡の洋風まんじゅう、以前ご紹介した秋田内陸の「笑内」とよく似たお味でした。
まんじゅうなので電車形にはできませんが、せめて焼印くらいはほしいですね。

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2008年10月22日 (水)

廃線跡をたどるDVD

Haisenkikouキャンブックスの鉄道廃線跡シリーズが火付け役になって、鉄道廃線を訪ねる方も増えていると聞きます。
そんな廃線跡のワビサビの風景を収めたDVD企画に私も路線現役時代の写真を数点協力させていただきました。
南部縦貫は保存されている現況も収録されているとのことで、これも見所かと。
近日発売とのことですので、書店などで見かけたら手にとって見てください。

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2008年10月13日 (月)

「旅の手帖」11月号

0810125508 毎月10日発売の雑誌「旅の手帖」に各地のローカル鉄道の活性化に取り組む人たちを紹介する米屋浩二さんの「元気列車!」が連載されています。














0810125509_2 今月号は銚子電鉄、ぜひ本屋さんでお手に取ってご覧ください。

米屋さんのBlog WebサイトAsian Trains

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2008年7月17日 (木)

世田谷文学館 宮脇俊三と鉄道紀行展

080717131211a7月12日から9月15日まで芦花公園の世田谷文学館で行われている「宮脇俊三と鉄道紀行展」に行ってきました。
京王線の芦花公園駅は初めて降りる駅、南口には近年出来たらしい小さなロータリーがありました。
遊歩道のように整備された道をしばらく行くと左手に宮脇先生のカラーポスターが掲示された案内看板。
平日でしたが館内はそこそこの入館者がいました。

0807175328 パンフレットは「時刻表奥の細道」取材時でしょうか、銚子電鉄デハ301に乗り込もうとしている宮脇先生、パンフを広げると2万キロでおなじみの乗り潰し地図が現れます。
入場券はマルス券を模ったもの、字体や地紋もそれっぽく出来ています。
企画展の内容は自筆原稿や取材ノート、乗り潰し地図や最長片道切符の現物、自ら描かれた路線図(温泉マークの湯気が揃っていないという)線路のない時刻表掲載の自作時刻表、また福音館絵本の黒岩保美氏の原画など非常に見ごたえのある内容です。
宮脇先生の著作を読んだことのある方はぜひ見ていただきたい企画展でした。
0807175330 ミュージアムショップではおなじみの著作はじめ、鉄道に関するものが販売されていますが、地元世田谷のお菓子「たまでん羊羹」があったので購入、6コ入り1200円也。
デハ80、デハ200、デハ300が2両づつ、箱を繋げて連結もできるようになっています。
またこれは宮脇先生の作品ではありませんが、福音館の絵本「夜行列車」の1シーンを取ったエハガキもありました。1枚30円也。







0807175331 帰りに乗り換えのついでに久しぶりに新宿のヨドバシへ、鉄道コレクションの長野電鉄2000系3両セットがあったので購入、2260円也。













0807175327_2 帰宅したら折りよく日本鉄道旅行地図帳3号、関東1が届いていました。
思えばこのようなシリーズが出版されるのも、宮脇先生が鉄道紀行文学というジャンルを確立させ、鉄道旅行の面白さを世に広めた成果といえるでしょう。




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2008年7月11日 (金)

保育社カラーブックス

先日ある書店での店員さんの会話。
アルバイト風の店員さん「○○さん、お客さんがカラーブックス置いているか聞いているんですけど、文庫らしいんですが」
○○さん(店長さん?)「いや、それ知らないな、置いていないってお答えして。」
おいおい書店人なのに保育社のカラーブックスも知らないのかよ、この本屋は大したことないな、と思いましたよ。

保育社が倒産してからもう何年たったのでしょうか、ちょっと大きめの書店には回転陳列台があったものです。入門書として幅広いジャンルを扱い、鉄道もの、特に私鉄関係は充実していて、他の出版社では出そうもない神戸電鉄、山陽電鉄といった準大手や都交通局、名古屋市など地下鉄も1社1冊で出ていました。
それにしてもはてなのこの解説はないだろうが・・・
080710164342 親元の本棚にも父親が買ったらしい歴史散歩シリーズとか、母親が買ったらしいお菓子とかパンを紹介したものなど、数冊残っています。

先日電車歴史関係の入門書を探している方がいて、カラーブックスの「日本電車発達史」を絶版なので図書館か古書店でも、と書き添えてご紹介したのですが、amazomで買えましたとお返事いただきました。
そうか、今はたいていの本はネット古書店で買えるな、と思って検索してみたら・・・
2007年に新会社として再建されていました、知らなかったよ・・・カラーブックスも在庫のあるものは注文できます。
残念ながら入門書として高い評価を受けている廣田尚敬氏の「蒸気機関車」やTMSの山崎編集長の「鉄道模型」は品切れのままです。
廣田氏といえばこのシリーズで鉄道以外のものも出しています。
曹洞宗の住職さんが執筆、廣田氏がカメラの「禅」、私は長いことこの本のタイトルを「永平寺」だと記憶していました。どうも同じ廣田氏のヤマケイカラーガイド「蒸気機関車の旅」の中の磐越西線車中での修行中の雲水との会話とごっちゃになっていたようです。
上記のブログ読んでいてこれも廣田氏に関するおやっと思った1冊。
広田靚子さん著の「ねこ」、廣田氏の奥様でありハーブ研究家として著名(たぶんご主人よりも世間一般では有名かと)な方ですが、ねことはちょっと意外でした。この本のカメラは廣田氏ではありませんが、氏のねこ写真集というのも見てみたい気がしますね。

追記 廣田氏のねこ写真集は聞いたことがありませんが、犬は「日本犬」という写真集を出されています。秋田犬、アイヌ犬といった犬種の紹介写真がまるで形式写真みたいだったが印象に残っています。

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2008年4月26日 (土)

宮脇俊三氏の新刊

0804265212 没後5年、思いもよらぬ新刊が出ました。

新潮社から「最長片道切符の旅 取材ノート」本来表に出ることのない現場でのメモが今になって読めるとは・・・

同時に小説新潮では「殺意の風景」の単行本未収録作品が2編、このような企画が実現するのも昨今の鉄道ブームの賜物でしょうか。

「取材ノート」は近所の書店4店回っても全部品切れ、再版が5月中旬入荷とのこと。仕事帰りに新宿の大型書店に寄ったらさすがにここでは平積みでした。

116 本といえばこのブログでもご紹介している深田高一さんの「追憶のSL C62」が版元品切れだそうです。amazonでも品切れになっています。10年前の本なのでおそらく再刷はなかろうかと。

まだお持ちでない方、店頭で見かけたらぜひこの機会に購入をおすすめします、付属CDも素晴らしいですよ。

さらについでに、同じJTBCanBooks今月の新刊「全国歴史保存鉄道」今回は写真にくわえ本文も一部担当しております。見かけたら中身ご覧くださいませ。

0804265210_2 新宿で降りたついでに小田急デパート地下へ、先日TV番組で紹介されていた無殺菌牛乳「想いやり牛乳」を買ってきました。1050円也。

他の牛乳とは全く違うと聞いていましたがどんなものだろうと・・・たしかに違います、単に濃厚というわけではなくソフトクリームのような舌触りのよさで、いくらでも飲めそうです。

さすがにいつもこれを飲むわけにはいきませんが。

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2008年2月 4日 (月)

がんばれ!銚子電鉄

08034852 日経BPから銚子電鉄向後次長が書かれた「がんばれ!銚子電鉄」という本が先日出版されました。

一昨年11月、銚子電鉄サイトトップに掲載された「緊急報告」以来の「騒動の舞台裏と地方鉄道の未来を電鉄社員が語りおろす」と帯にあるとおりの内容です。

奥付に著者紹介と同列で構成の編集者のお名前が掲載されています。恐らく次長のBlogを元にこの編集さんが構成したものと思われます。

内容的には次長Blogをリアルタイムで追っていた者にはいささか新味の乏しいもので、今後の展望についてもまちづくりの具体策が読み取れず、今ひとつ切り込みが弱いように思えました。

とはいえこの1年間のまとめとして、なにが起こっていたのかを記録した得がたい1冊であることは間違いありません。

銚子電鉄に関心はあったものの、細かい経過などは良く分からないという方にはおすすめです。

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2007年12月20日 (木)

もっと知りたい!新幹線

銚子電鉄応援ポスターやDVDにイラストを提供された恵知仁さんの新刊です。0712194676

私も昔の0系写真などご提供したところ1冊お送りいただきました。で、出版社の名入封筒で来たのですが、白夜書房・・・私の年代ですとこの出版社はアラーキーはじめ過激さで売っていたという印象があるのですが、今は18禁関係ではなく実用書系の出版社になっているようです。

とはいうものの封筒を嫁に見つからなくてよかった。(笑

本の内容は新幹線に関すること、車両、路線、歴史、技術などがコンパクトに読みやすくまとめられています。

私は最近の車両について疎くないっているのでアクティブサスペンション、デジタルATCなどの最新技術の解説は進化し続ける新幹線を感じさせてくれました。

軽装本で税別505円とお手軽なおすすめの1冊です。

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2007年9月21日 (金)

新刊 全国鉄道博物館

11848

私もデータ収集にちょこっと協力した本が出ます。10月オープンの鉄道博物館をはじめとした全国の鉄道博物館を紹介したものですが、例によってそのデータ量は膨大です。

鉄博のガイドブックに、各地の博物館訪問の計画作りに、ぜひご活用ください。

詳しくはこちらへ。

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2007年7月18日 (水)

古本屋さんの店頭で

いつもは通り過ぎる商店街の古本屋さん、昨日はたまたま休みの前の日という気楽さもあってか店頭のワゴンを何気なく覗いたら・・・

07074304 東京駅最後の赤帽さんの手記

山崎明雄「思い出背負って」が並んでいました、しかも300円!

このところなにかと赤帽さんについて書いたり、江戸博の展示で見たりしていたところなので、この偶然にはまるで磁場に吸い寄せられたかのような気分でした。

お会計をして店内をざーと見ていたら天野洋一「都電懐かしの街角」が700円で。

鉄道関係書のコーナーを作っているようなお店ではなく、写真集の棚にありました。新刊でいつか買おうと思っていた本なのでこちらも購入。しめて1000円也のお買い物でした。

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2007年4月12日 (木)

鉄道ピクトリアルスハ32特集

高円寺には古本屋が数軒あります。時間があるときなど仕事帰りに冷やかしたりしています。

今日なにげなく店頭を見たら鉄道ダイヤ情報が山積みになっていました。ダイヤ情報ではなぁ、と思って山を探ってみたらピクが2冊紛れ込んでいました。

0704124050 しかも発行時に買おうか迷ったスハ32特集の1・2が揃って! 状態も良好です。

各200円のお買い物でした。

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2007年3月30日 (金)

久しぶりの神保町

昨日半年ぶりくらいで神保町に行きました。以前はなかった古本屋をちょっと冷やかしたら・・・07034028

鉄道雑誌のバックナンバーがけっこう充実していました。

そんななかから掘り出し物2冊。

左の1966年2月号はページがバラバラになっているので100円、右の1964年5月号はとくにダメージが見当たらず150円。

古本屋めぐりはこれがあるから止められません。

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2007年2月11日 (日)

白土貞夫著 岬へ行く電車

07023771 銚電オンラインショッピングモール経由で購入した本です。銚子電鉄に関する歴史、車両の変遷などはほぼこの1冊ですべてカバーしています。

著者が特に力を入れたと思われる4年間で消えた銚子遊覧鉄道についての記述は、よくぞここまで資料を探し出したと感嘆する部分です。さすが地元の利でしょうか。

また先ごろ青木栄一氏が出された「鉄道忌避伝説の謎」で触れられているこの手の話についても著者は早くも否定的な見解を示しています。

驚いたのは仲ノ町の駅舎と本社社屋、あれは銚子遊覧鉄道時代からのものだったとこ、大正年間の建造物で駅舎としても全国的にも古いものではないしょうか?

歴史的建造物として銚子市の文化財に登録されてもおかしくないかも。

銚子電鉄の開業からの推移も、何度も経営ピンチに見舞われたようすが仔細に描かれ、よく今まで生き残ってきたものだと感心してしまいます。

歴史に関心の深い鉄道ファンでないと最初のほうはちょっと読みにくいかもしれませんが、歴史背景を知ると見慣れた風景もまた違って見えてくるものです。

ともあれ銚子電鉄に関心のある方にはおすすめの一冊です。

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2007年1月30日 (火)

将軍様の鉄道

07013758 驚くべき本が出ました。

国分隼人著「将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情」新潮社刊

現在の北朝鮮の鉄道に関しては軍事機密であるためほとんど情報がありません。

当然鉄道地図、時刻表などは外国人には公表されていないものなのですが、著者が手に入れた粗末な時刻表から路線図を起こし、地形図に落とし込み、駅名も漢字で表示、とこれだけでも大変な手間と時間のかかる作業だったと思われます。

さらに車両についても過去から現在まで、蒸気機関車から路面電車、トロリーバスまで写真とあわせ紹介しています。

07013759 付録のDVDには蒸気機関車から地下鉄まで、沿線や車窓など、よく撮影できたと思える文字通りのスクープ動画が収録されています。

表紙で目につく右上の新幹線モドキの電車、これは北朝鮮が誇る高速電車「主体号」なのだそうです。

ソ連製高速電車ER200(別名シンカンセンスキー)がベースらしいのですが、切手にも登場する北朝鮮を代表する車両を目指したようですが・・・

現在は「科学者専用通勤電車」として一日一往復平壌近郊で働いているそうです。

60年代テイストのデザインと色で「科学者専用」!車内は御茶の水博士のような白衣の人たちが乗っているのでしょうか?

07013760 また戦前登場した金剛山電鉄の長距離用電車デハニFが保存車として現存すること、省型電気機関車をスケールアップしたデロイ、デロニ型電気機関車が戦後も北朝鮮で活躍したらしいこと(これも切手に登場)など幻と思われていた車両たちの消息が分かったとこは私としては大収穫でした。

写真もたくさん掲載されていますが、北朝鮮のものではない、中国などの同形車を掲載していると思われるものがあり、このあたりは注意書きがあっても良いかと思いました。蒸気機関車の走行シーンもツアーのためのデモ走行のようです。

このような書籍を喜んで購入される方は少ないと思いますが、書店に並んでいたら手にとってみることをお勧めします。

世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるのだと思い知らされます。

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2006年9月 5日 (火)

都電が走った昭和の東京

Img_2299 今回のお買い物も無駄使いと言ってはバチがあたりますね、生活情報センター刊税込み3990円也。

リンクしていただいているさっしいさんのサイトの掲示板で絶賛されていたので中身も見ずに即買いでした。

都電の写真集としては非常にボリュームのある内容で見飽きません。

ところでこの3990円というお値段、先日ここでご紹介した廣田さんの写真集は10000円というお値段で、写真展に同行されたF氏ともども買おうかどうかいささか迷いました。

「4000円なら迷わず買い!なんだがなぁ」とそのとき私は漏らしたのですが、まさにこのお値段ならば即決で購入でした。

ちなみにビギンズさんと高橋弘氏の写真集は6000円代だったため、しばらく考えてから購入しました。(結局買ってしまうのですが・・・)

ところでこの都電写真集、近所の書店にはなくて中野に行った折に鉄道関係書籍が多い北口の書店で探しました。鉄道書コーナーにはなくあきらめて帰ろうとしたところ、なんと入口平台に平積でした。

この本はご覧のとおり表紙が白でスレなどがけっこう目立ちます。神保町の書泉などでは平積の本の下から取っている人をまま見かけますが、私はそういうことを気にしないのですが、このときばかりは数冊下から引っ張り出して状態のよいものを選びました。(笑)

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2006年8月23日 (水)

本日のお買い物

タイトルは「本日の無駄使い」ですが、これを無駄使いと言ってしまってはバチがあたりますので・・・

Img_1963_1 広田尚敬さんの写真集「蒸気機関車たち」10000円也。

広田さんの写真集は何冊か持っていますが、さすがに10000円という金額はすんなり買おうとは決断できないお値段でした。

そのうち書泉あたりで現物見てから、と考えていましたが、本日品川のキヤノンギャラリーの写真展を見に行ったところ、たまたまギャラリートークがあり、広田先生、ご子息の泉さんのお二人の作品解説を聞きながら写真展を堪能してきました。

会場では写真集の販売も行われており、この機会でなけりゃ、と半ば勢いで購入しました。

Img_1965_1 サインも入れていただきました。

宝物がひとつ増えました。

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2006年3月30日 (木)

列車ダイヤのひみつ

列車ダイヤについて一般向けに書かれた本はおそらく中公新書の阪田貞之氏著「列車ダイヤのはなし」が嚆矢かと思います。

同書は国鉄が東海道新幹線開業を控え輸送力増強に取り組んでいるころのものですが、上越線を例にとり1本の臨時列車を設定するにはどれだけの苦労があるかなど、具体的に描かれていました。

特に上野~尾久の回送が設定できないため引いた臨時列車のダイヤを白紙に戻すこともある、という話は強く印象に残っています。

同書はかの宮脇俊三氏が編集者として世に出した1冊でもあります。

現在は絶版になっていますが、昨年この名著の21世紀版ともいえる本が刊行されました。

Img_9888_1

成山堂より出版された富井規雄氏の「列車ダイヤのひみつ 定時運行のしくみ」は現在一般に入手できる書でダイヤについて書かれたものでは最もすぐれた本だと思います。

ダイヤだけでなく、信号システムなども簡潔に解説されており、近年の鉄道運行システムを知るには格好の一冊です。

異常時が発生した際の運転整理についても詳しく述べられています。近年中央線では人身事故などで運休がしばしばありましたが、なぜ八王子の事故で全線運休になってしまうのか、などもある程度は納得できました。

鉄道書としてファンの皆さんに読んでいただきたい1冊です。

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