音楽

2014年2月 1日 (土)

最強の鉄道音楽

鉄道をモチーフにした音楽というとクラシックでは「パシフィック231」「ポルカ観光列車」など思い浮かびます。知名度では「鉄道唱歌」でしょうか。
鉄道をテーマにした映画音楽というジャンルもあります。
14023019 ゴジラなどの音楽を担当した伊福部昭先生の国鉄製作映画音楽を組曲とした作品が本日初演されました。題して「国鉄」組曲。
ビデオ、DVD化されている「つばめを動かす人たち」「雪にいどむ」と1966年製作の「国鉄~21世紀をめざして」の曲から構成されています。
波のように繰り返されるオスティナート、芳醇な木管の響き、咆哮する金管、炸裂する打楽器、伊福部音楽のエッセンスを集約した作品でした。
CD化が待たれる作品です。

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2009年10月 8日 (木)

鉄道映画と鉄道音楽

09106220神保町シアターで今週から開催されている「鉄道映画紀行~思ひ出は列車に乗って」
で上映された「大いなる驀進」を見てきました。
「大いなる旅路」の姉妹編(共に主演は三国連太郎)にあたる作品ですが旅路のほうはソフト化されていたり交通博物館~鉄道博物館に収蔵されていたりで見る機会は多いのですが、驀進はなぜかソフト化されていません。
予告編しか見たことがなかったので今回やっと見られました。
面白いです、登場したばかりのブルートレイン20系「さくら」の東京から長崎までの車内で起こる様々な出来事を連ねて、乗り合わせた多くの人たちの描写、山場となる土砂で埋もれた線路の復旧作業、乗客たちのエピソートの結末も丁寧に描かれて終点長崎で車庫に引き上げるところで終わります。
登場する車両は20系、先頭に立つEF58はいわゆるブルトレ塗装、岡山からはC62ですがなぜか100番台のナンバーも、C62は山陽形と常磐形が出てきます。
関門トンネルはEF10、運転台から前面展望シーンもあります。
九州に入ってからはC59、C61の門デフ31号、最後にチラリとC51も見えます。
鉄道ファンにとっては必見の映画作品と言ってよいでしょう。
ツッコミどころはいろいろありますが、それはおいて置いて時代だなぁと思わせるのが男性陣がほとんど喫煙者なこと、タバコをポイ捨てするシーンもけっこうあって気になりました。
また切迫感を出すためでしょうか、動き始めた列車のデッキに飛び乗るシーンも多いですし、ホームでの出迎え、見送りも当時では普通に見られた光景だったのでしょう。

09106219
銚子電鉄の応援歌「デキちゃんはトコトコ走る」を作詞作曲されたみらあじゅさんから同曲を収録したオムニバスCDが発売されたと教えていただき、帰りにさっそく買ってきました。2500円也。

「鉄歌 鉄道会社の歌」キングレコード KICS1497 2009年10月7日発売
JR九州の「浪漫鉄道」北海道の「北の大地」小田急「ロマンスをもう一度」京急「赤い電車」など有名どころ、ローカル鉄道の応援歌「ふるさと会津線」「走れ!フラワー長井線」古いところで「伊予鉄唱歌」「満鉄社歌」「鐵道精神の歌」まで全17曲「一世紀以上に渡る鉄道史の折々に現れた名曲の数々を初めて1枚のCDにまとめた。」とのことですが曲目は最近の、というかJR以後のものがほとんどです。
社歌、CMソング、応援歌を集めるのならば昭和30年代の三木トリローの作品が入っていないのは物足りないところです。
とはいうもののこうした曲がまとめて聞けるのは楽しいものです。曲目解説は鉄道に関しては専門でない方のようではっきり言ってヌルいです。

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2007年3月 4日 (日)

伊福部昭音楽祭

07033902 2月6日の記事でチケットを買ったと書いた伊福部昭音楽祭に行ってきました。サントリーホールに行くのは何年ぶりだったろう?南北線の六本木1丁目駅が出来たので以前とくらべて足の便は格段によくなりました。

会場で本日発売のCD「伊福部昭 映画音楽の世界」を販売していたので購入、3780円也、2枚組です。

本日のプログラムと同じデザインです。

コンサート終了後出口でオミヤゲが配られていました。先生ゆかりの北海道帯広の六花亭のホワイトチョコレート、「祝・伊福部昭音楽祭」の文字が入っています。

裏面には「2008年3月16日 第2回伊福部昭音楽祭 杉並公会堂全館にて開催予定」の文字が!

次は地元だ!しかも全館で?どんな企画がされるのでしょうか?

肝心のコンサートの感想、いつも伊福部音楽を聴くたび思います、あぁこのままずっとこの音楽を聴いていたいと・・・

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2007年2月14日 (水)

デキちゃん正式版、伊福部昭CD

Img_3789 大晦日犬吠に行った時に購入した銚子電鉄応援ソング「デキちゃんはトコトコ走る」の正式版CD(ロングバージョン)が発売されました。

銚子電鉄のネットショップは煎餅関係は注文が追いつかず、現在オーダーストップとなっていますが、CDは注文可能です。さっそく注文して連休中に届きました。CDのほかに立派な毛筆による社長さんのお礼状(印刷)が同封されていました。送料込み1300円也。

ところで、「デキちゃんはトコトコ走る」の作者みらあじゅさんのサイトはページ上部に広告が掲示されています。これは広告報酬バナーになっており、クリックするとその分の報酬が発生し銚子電鉄にもたらされます。ウイルス対策ソフトが入っている場合広告バーが表示されない場合もありますが、数回更新をクリックすると現れることもあります。

Img_3788 銚電ショッピングモール経由でセブンアンドワイに注文した伊福部昭のCDも到着しました。

子供のころ映画館で見た「わんぱく王子の大蛇退治」を久しぶりに聞いています。

各3000円、計6000円也。

CDは量販店で買えば割引で買えるので、定価で買ったのは何年ぶりでしょうか。それでもこの売り上げの何パーセントかが銚電の売り上げになっているのなら定価でも良いか、という気分になっています。(笑

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2007年2月 4日 (日)

伊福部昭

伊福部昭氏が逝去されてもうじき1年、追悼コンサートがあるかと昨夜検索していたら、なんと本日14時から池袋の東京芸術劇場でシンフォニア・タプカーラがプログラムに載っているではないですか!

当日券があるかどうか、仕事を終えてダメ元で行ってみたら当日券は13時から発売との張り紙、天井桟敷ですがほぼ正面席が空いていました。

07023770 コンサートに行くのは10年以上ご無沙汰でした。

そういえば前に東京文化会館で伊福部氏の作品を聴いたときにはご本人がみえていて盛大な拍手を受けていたっけ・・

CDやビデオで時折聴いている伊福部サウンドですがやはり生は素晴らしい!

伊福部昭という作曲家を生み、その作品に浸るときは日本人に生まれてよかったと思えるひと時でした。

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