2009年10月 8日 (木)

鉄道映画と鉄道音楽

09106220神保町シアターで今週から開催されている「鉄道映画紀行~思ひ出は列車に乗って」
で上映された「大いなる驀進」を見てきました。
「大いなる旅路」の姉妹編(共に主演は三国連太郎)にあたる作品ですが旅路のほうはソフト化されていたり交通博物館~鉄道博物館に収蔵されていたりで見る機会は多いのですが、驀進はなぜかソフト化されていません。
予告編しか見たことがなかったので今回やっと見られました。
面白いです、登場したばかりのブルートレイン20系「さくら」の東京から長崎までの車内で起こる様々な出来事を連ねて、乗り合わせた多くの人たちの描写、山場となる土砂で埋もれた線路の復旧作業、乗客たちのエピソートの結末も丁寧に描かれて終点長崎で車庫に引き上げるところで終わります。
登場する車両は20系、先頭に立つEF58はいわゆるブルトレ塗装、岡山からはC62ですがなぜか100番台のナンバーも、C62は山陽形と常磐形が出てきます。
関門トンネルはEF10、運転台から前面展望シーンもあります。
九州に入ってからはC59、C61の門デフ31号、最後にチラリとC51も見えます。
鉄道ファンにとっては必見の映画作品と言ってよいでしょう。
ツッコミどころはいろいろありますが、それはおいて置いて時代だなぁと思わせるのが男性陣がほとんど喫煙者なこと、タバコをポイ捨てするシーンもけっこうあって気になりました。
また切迫感を出すためでしょうか、動き始めた列車のデッキに飛び乗るシーンも多いですし、ホームでの出迎え、見送りも当時では普通に見られた光景だったのでしょう。

09106219
銚子電鉄の応援歌「デキちゃんはトコトコ走る」を作詞作曲されたみらあじゅさんから同曲を収録したオムニバスCDが発売されたと教えていただき、帰りにさっそく買ってきました。2500円也。

「鉄歌 鉄道会社の歌」キングレコード KICS1497 2009年10月7日発売
JR九州の「浪漫鉄道」北海道の「北の大地」小田急「ロマンスをもう一度」京急「赤い電車」など有名どころ、ローカル鉄道の応援歌「ふるさと会津線」「走れ!フラワー長井線」古いところで「伊予鉄唱歌」「満鉄社歌」「鐵道精神の歌」まで全17曲「一世紀以上に渡る鉄道史の折々に現れた名曲の数々を初めて1枚のCDにまとめた。」とのことですが曲目は最近の、というかJR以後のものがほとんどです。
社歌、CMソング、応援歌を集めるのならば昭和30年代の三木トリローの作品が入っていないのは物足りないところです。
とはいうもののこうした曲がまとめて聞けるのは楽しいものです。曲目解説は鉄道に関しては専門でない方のようではっきり言ってヌルいです。

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2009年5月21日 (木)

阿房列車

09055944鉄道紀行文学の嚆矢、内田百閒の「阿房列車」が雑誌IKKIで一條裕子により漫画化されていました。
雑誌掲載時にも読んでいましたが、単行本が出たので改めてまとめて読みました。
表紙はコミックらしからぬ地味な装丁、これは初版単行本をイメージしているかもしれません。
父親の蔵書はたしかこんな色でした。

雑誌で最初に読む前は果たしてどうなることやらと心配だったのですが、うまく百閒文学の世界を描き出しています。
鉄道関係の描写も考証がきちんとされており、見開きで描かれる東京駅などの様子は作者の画力が存分に発揮されています。
この漫画によって阿房列車、内田百閒を知った方はぜひ原典も読んでいただきたいと思います。それもできれば原文の旧かな、旧漢字版で。
現在読める新潮文庫、ちくま文庫はいずれも新字、新かなで、読みやすいことは確かで、百閒文学のとっかかりには良いとは思いますが、やはり百閒先生がお召し上がりになるのはウィスキーではなくヰスキイでないと、と思います。
今はもう絶版の旺文社文庫版か全集を図書館で探してみることをお勧めします。

さて漫画版ですが、補足として百閒先生が乗られた列車の編成表も掲載されておりますが、これがどうも?な箇所がありまして。
第一阿房列車で東京駅に向かう中央線の編成は
モハ63+サハ78+モハ63+サハ78 以下繰り返しで7両編成
と表記されていますが、これ違うんじゃないかな。
7連の場合、4+3 MTTM+MTMではないのかな?

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2009年4月20日 (月)

JTB時刻表1000号

09045919_2昔は大型時刻表を旅行に持ち歩いていたのですが、今はボリュームも増したし半面体力も落ちたし、携帯にはコンパス時刻表を使っています。
大型は年に2冊程度、春と秋に買うくらいですが、今回は4月の999号、5月の1000号と2号連続で購入しました。
手元にあったので並べてみた1977年8月号に比べると厚みで7mm、価格で700円UPしています。
ちなみに1977年の国鉄初乗りは60円、現在は130円ですから物価を考えると値上げ幅は低いのかもしれません。
紙媒体はなくならないとは思いますが、この先1500、2000と伸ばしてゆけるのでしょうか。

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2008年12月22日 (月)

大人の休日倶楽部パス2回目 2日目その2

0812170619大鰐駅のむりやり設置したような弘南鉄道北口を出て次の宿川原との間の川沿い区間で試運転列車を待ちました。
大鰐行電車と交換で案外早いスピードで通過してゆきました。
このときは日が出ていたのですが、この後途中の石川で後続電車に抜かれるころには雲が出てきて露出はどんどん落ちて、岩木山も見えなくなってしまいました。


0812170702 中央前橋から大鰐に戻る列車はそのままED221が牽引してきます。
2月にも撮影した津軽大沢を出たところのりんご畑の中で帰りの列車を待ちました。






0812170710 津軽大沢駅の地元PTAが設置したらしい看板。

最悪の場合はどこにいて何していても死ぬんじゃないかな・・・






0812170730 帰りは青森経由で、スーパー白鳥→はやての乗り継ぎです。
青森は乗り換え時間が20分ほどあったので久ぶりに改札の外に出ました。
まだ白鳥やつがるといった優等列車が出入りして長距離旅客のターミナルの片鱗が見られますが、新幹線開業後は一気にローカル駅に転落してしまうのかと思うと往時を知る者としては心寂しいものがあります。
結局中央弘前でタイヤキを食べてから何も食べられず、缶のコーンスープでごまかしてしたのでなにはともあれお弁当を購入、津軽海峡弁当1020円也。
蓋の裏側には青函トンネルの説明が書かれていますが、吉岡海底駅がそのままだったり、列車のイラストは快速「海峡」のようです。
0812170733 昼食抜きだったのでこれだけでは物足りず、八戸で乗り換えるときもいちご煮めし1150円也、八戸の地元業者吉田屋さんの最近出たもののようです。
うにの炊き込みご飯がおいしいお弁当でした。
いちご弁当といえば駅弁大会でおなじみの宮古のものが有名ですが、それと比較しても味、ボリュームとも申し分ないと思いました。







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大人の休日倶楽部パス2回目 2日目

12月17日の陸羽東線D51試運転に合わせて購入した大人の休日倶楽部パスですが、なんとD51が不調で試運転が中止になってしまいました。
まぁ東日本どこでも行けるきっぷだから、未乗区間がある三陸鉄道でも乗るか、天気がよさそうならば富山ライトレールの立山連山バックを撮りにゆくか、などと考えていたらちょうど弘南鉄道大鰐線でラッセルの試運転があるというニュースが届きました。
Img_5676s 午後から運転なので東京からでも日帰り可能、ということでさっそく朝一番の「はやて1号」と盛岡~弘前の高速バスヨーデル号のきっぷを押さえました。








0812170559 朝食はコンビニで買ったサンドイッチだったので少々もの足りなく、盛岡の駅内売店で焼さんま寿司を購入、450円也。
駅内販売品ですが駅弁マークはありません、スーパーのお惣菜売り場に並んでいるもののようにも見えますが、お値段も手ごろなのでよろしいかと。

盛岡付近は上天気で岩手山も頂上まですっきり見えました。
高速バス車窓から花輪線や小坂鉄道など探しながら弘前へ。

0812170562_2 大鰐線中央弘前へは歩いてもよかったのですが、駅前からタクシーで城北公園に寄り道してD51892を訪問。
露天なので雪に備えて厳重に梱包されていました。
以前ならばこの状態ではシャッターを押さなかったのですが、これも記録、それにフィルム残数を気にしなくてよいデジカメなので気楽に四方から撮影しました。


0812170579 中央弘前駅内にはタイヤキ屋さんが入っています。
銚子電鉄観音駅やかつての鹿島鉄道鉾田駅のような直営ではないようです。2月に来たときは早朝で買えなかったのですが、今回はあずきを購入、少々小ぶりで100円也。

中央弘前から大鰐までロケハン、途中の車庫のある津軽大沢からは試運転に立ち会う職員さんがヘルメット姿で数人乗車してきました。
0812170597 大鰐ではキ105がライトと点けて、ED221がパンタを上げて待機中、試運転はときに中止にもなるのでこの姿を見てほっとしました。

続きます。



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2008年12月19日 (金)

今月の大人の休日倶楽部パス3日目その2

スーパービュー踊り子を終点まで乗らず伊豆高原で降りたのは、ひょっとしてクモハ103が見られるかと期待してだったのですが、先の画像のように奥に入ってしまっていて残念、と思っていたらスルスルと動き始めました。
0812110424 伊東方パンタ側のお顔も見られました。
構内を一往復してパンタを降ろしてしまいました、その時間5分ほど。
これはなんとも運の良いことでした。







0812110441 きっぷは伊豆急下田まで乗れるので久しぶりに乗ってきました。35年ぶりくらい?
車内で食べたしらす弁当が軽かったので小腹が減ってきました。
伊豆高原駅売店で駅弁を売っていたので「とろ金目鯛の塩焼き弁当」を購入、1000円也。
製造、販売は伊豆急の子会社の伊豆急物産、伊豆急主要駅での駅弁販売は昔から行われていたのでしょうか、私鉄の駅弁は話題になることも少ないのでノーマークでしたが、キンメ好きの私には嬉しいお弁当でした。脂の乗った塩焼きはとろ金目の名にふさわしいお味、ここまでくると焼きたてをいただきたいという無いものねだりをしたくなります。
NREの鉄子弁当東海編でメインのおかずがキンメというので期待して落胆したのを、ここで取り戻せた気分でした。
0812110447_2 終点伊豆急下田駅には100系電車の車輪がモニュメントとして展示されていました。
ハワイアンブルーのこの電車がいかに現場でも愛されていたかを示しているようです。















0812110457 帰路はすっかり日が落ちて海上には丸いお月様。
稲取のあたりの海岸線沿いで、写るかどうか分からないままシャッターを切ってみました。
それなりに写ってしまうのが昨今のデジカメの凄いところです。














0812110463 帰りは伊東で乗り換え、伊東に来たらこの稲荷寿司は外せません。570円也。
ふわっと柔らかくほんのり甘い極上の稲荷寿司です。
豊橋の壺屋と伊東の祗園、どちらが美味いかなんて甲乙つけられません、どちらも美味い!
恐らく戦前から販売されている駅弁でしょう、温泉準急などの車内でも大いに食べられていた伝統の逸品、いつまでもこの味を守ってほしいものです。

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2008年12月18日 (木)

今月の大人の休日倶楽部パス 3日目

0812110395さて3日目、せっかくJR東の特急列車指定席に乗れるのですからこういう機会でもないと乗らない列車、スーパービュー踊り子に乗ってきました。
JR東の特急車両はほとんど乗車しているつもりですが、251系は未乗でした。
出発前に運転士さんが前面ガラスに洗剤をかけて清掃しています。



0812110399 東京駅で駅弁を購入、大船軒のしらす弁当850円也を迷わず選びました。
湘南名物のしらすがご飯に乗ったシンプルですがあっさりとした美味しいお弁当でした。
ちょっと量が少ないのですが、最近出たもののようで新たな名物弁当になって欲しいものです。



0812110403 後部展望席はフリースペースかと思っていましたが今は全部普通の指定席なんですね。
通路に座り込んでは長居できないので戸塚のトンネルのあたりで数コマ撮影して自席へ戻りました。





0812110412 伊豆高原で下車、ホームから車庫を見渡すと奥のほうに入換車となったクモハ103が見えます。

続きます。

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2008年12月13日 (土)

さよならEF55

0812130470この手のイベント列車にはとんとご無沙汰なのですが、これだけはやはり無視できません。ヘッドマークが付こうが12系だろうがそんなことはとやかく言いません。
EF55は高崎で半ば放置状態になっているころ見ていました。
そのときはまさかこれが復活するなど想像もできませんでした。
国鉄解体を控えた高崎機関区と大宮工場の意地でしょうか、復活後の運転に3軸ボギーのスエ78を引き連れて登場したのにも、今のように事前に情報があふれていたわけではないので非常に驚き高崎の鉄道マンの心意気に感激したものです。
ばんえつ物語用編成の先頭に立つのはこれがはじめてでしょうか、少々遅れ気味ながらゆっくりと通過してゆきました。

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2008年12月 6日 (土)

はやぶさで九州へ その3

0812039786門司を出ると次の停車駅は下車駅の博多、なんですが途中駅で停車しました。
列車は山陽本線内で少々遅れていましたからその影響かなと思っていたら、後から来たかもめに抜かされました。運転停車だったのですね、そういえば九州内では特急が特急を抜くんだったなと思い出しましたが、これまた複雑な気分です。

本州内の遅れは下関、門司で取り返したようで、博多到着前に定時で運転中との車内放送が入りました。

ED76 66は帰りのはやぶさも受け持つのでこちら側にもヘッドマークが付いていました。
九州特急のヘッドマークデザインは、いや寝台特急全般といっていいでしょうがオリジナルはどれも上品で素晴らしいと思います。


0812039792 博多に定時到着。










0812039794 博多駅に寝台車が出入りするのもあと数ヶ月・・・


















0812039799 JR九州の職員さんの帽子は今でも筒形のドゴール帽なんですね。
熊本に向けて出発してゆくはやぶさを見送って新幹線ホームへ。
JRの未乗3路線のひとつ、博多南線を乗り潰します。
ちなみにあと2つは宮崎空港線と九州新幹線、こちらはいつになるやら・・・



0812039804 博多~博多南は一応新幹線なので特定特急券100円が必要、それと福岡市内から外れるので福岡市内行の切符ではだめで乗車券も購入、190円。
後で地図を見たら博多南駅は春日市と那珂川町のまさに境で、駅舎は春日市、駅前広場は那珂川町、さらに北500mほどで福岡市南区でした。



0812039809 乗車したのは100系の4連。
0系が引退し、500系の山陽区間転用、300系も東海道では引退近しとなるとこの100系の将来もあまり長くないのかもしれません。






0812039819 博多南駅は新幹線博多基地に隣接しているわけですが、こんな珍しいモノが見られました。
DD13を改軌した912が700系レールスターの入換をしていました。
動いている912も700系が連結器出しているのも初めて見ました。

続きます。















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はやぶさで九州へ その2

0812039754徳山から車内販売が乗車して、1号車から販売をしてゆくとの案内放送が入りました。
ここで調達できないと次は下関の売店となってしまいます。
私は4号車だったので大丈夫だろうと思っていたのですが、何人も後方から買出しにゆく人が通路を通ります。
放送があってからかなりしてからやっとワゴンがやってきました。
朝なのでコーヒーとサンドイッチにしておくつもりが、こんなお弁当積んでいたのでいきなり幕の内は辛いと思いつつ購入、1050円也。
のりまき弁当の名のとおり俵ご飯の半分が海苔巻になっているのが変っています。
おかずは普通の幕の内ですが、生の明太子(右側の真ん中)がご当地風でしょうか。
0812039755
その新幹線0系ですが、新下関に訓練車がいるとは聞いていたのですが、在来線から見えるとは思いませんでした。
気が付いてからカメラ出したのでなんとか見えるくらいにしか写っていませんが。





0812039761 下関では機関車交換を撮ろうと前方へ移動、なんとなく先頭はカニだと思い込んでいたので貫通路ごしに機関車が見えたのには一瞬あれ?と思ってしまいました。
考えてみれば分割するのだから14系使っているのですよね。
14系というとさくらしか思う浮かばないもんで。


0812039762 この複合ヘッドマーク、撮るもの実物見るのも初めてでした。
1レを名乗る富士が上に来るんですね。

しかし伝統ある1列車があっけなく消えてしまうのも時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、なんとかならんもんかと今さらながら思います。



0812039779 交換したEF81はヘッドマークなし、平日なのに交換シーンには10人以上カメラを向けていました。

EF81なのでこのまま熊本まで行くのだろうと思い込んで少々遅れていたこともあって門司ではホームに出ませんでした。がここでも機関車換えるんですね。
こんなことも知らなかったとはカニのことといい、鉄道ファン失格ですね。(苦笑

続きます。

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